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判型:四六判仮フランス装
ページ数:354ページ
初版:2012年9月28日
ISBN:978-4-488-02539-7
Cコード:C0093
写真:AFLO
装幀:盛川和洋
日本推理作家協会賞受賞後第1作!
●法月綸太郎氏推薦――「重なりあっているけれど、出会いを妨げられた二つの世界/二つの物語。その狭間に見え隠れする「嘘から出たまこと」の知的アクロバットに魅了された。まさしく小説の愉悦。」
石館朋也は鎌倉のトンネルで倒れている男を発見する。男はすでに絶命したいた。朋也は法律事務所の人間と偽り堂々と被害者宅を訪れ、遺族の歓心を得てしまう。被害者は勤めの傍ら同人雑誌に参加し、目利きの小説読みとして仲間の信頼を贏ち得ていた。やがて物語は,朋也の舌先三寸で生きる綱渡り人生に、同人仲間の創作活動にまつわる謎が奇妙に絡まってゆく。そして待ち構える衝撃のラスト!? 日本推理作家協会賞受賞後第一作! 著者あとがき=戸松淳矩
戸松淳矩
(トマツアツノリ )1952年京都府生まれ。学習院大学卒。79年『名探偵は千秋楽に謎を解く』でデビュー。長い沈黙の後、2004年に大作『剣と薔薇の夏』を上梓し、 同書で第58回日本推理作家協会賞を受賞。 著作は他に『名探偵は九回裏に謎を解く』『名探偵は最終局に謎を解く』。