ショウジョハタソガレニスム

少女は黄昏に住む

マコトとコトノの事件簿

山田彩人


少女は黄昏に住む

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
国内ミステリ > ユーモア
国内ミステリ > 連作短編集

判型:四六判並製
ページ数:288ページ
初版:2013年3月15日

ISBN:978-4-488-02713-1
Cコード:C0093

装画:烏羽雨
装幀:水野哲也(Watermark)


内容紹介

俺の名は姫山誠、あまりの童顔ゆえ高校生に間違えられるが、れっきとした二十五歳の日本男児、そして刑事である。侠気あふれる高倉健さんの映画を愛し、市民の生活を守るため日々奔走している。いままで数々の難事件を解決し、署内で『名探偵マコちゃん』と呼ばれている俺なのだが、そこには大きな秘密があって……。実は事件の謎を解いているのは別人だなどとは、決して人には言えぬ。おまけにその陰の名探偵・琴乃は引きこもりのオタク女だなんて! そんなマコトとコトノが遭遇した五つの不可能犯罪。鮎川賞作家が新境地で描く、本格ミステリ連作集。


山田彩人

(ヤマダアヤト )

1967年東京都生まれ。シナリオライターを経て、2011年、『眼鏡屋は消えた』で第21回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。著作はほかに『幽霊もしらない』『少女は黄昏に住む マコトとコトノの事件簿』『今宵、喫茶店メリエスで上映会を』がある。