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俺の名は姫山誠、あまりの童顔ゆえ高校生に間違えられるが、れっきとした二十五歳の日本男児、そして刑事である。侠気あふれる高倉健さんの映画を愛し、市民の生活を守るため日々奔走している。いままで数々の難事件を解決し、署内で『名探偵マコちゃん』と呼ばれている俺なのだが、そこには大きな秘密があって……。実は事件の謎を解いているのは別人だなどとは、決して人には言えぬ。おまけにその陰の名探偵・琴乃は引きこもりのオタク女だなんて! そんなマコトとコトノが遭遇した五つの不可能犯罪。鮎川賞作家が新境地で描く、本格ミステリ連作集。
山田彩人
(ヤマダアヤト )1967年東京都生まれ。シナリオライターを経て、2011年、『眼鏡屋は消えた』で第21回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。著作はほかに『幽霊もしらない』『少女は黄昏に住む マコトとコトノの事件簿』『今宵、喫茶店メリエスで上映会を』がある。