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判型:四六判仮フランス装
ページ数:232ページ
初版:2004年5月10日
ISBN:978-4-488-01705-7
Cコード:C0093
写真:LOS164
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。
後楽園のゴミ捨て場に刃物で胸を一突きされて捨てられていた死体は、襟足から後頭部にかけての髪が、乱雑に、地肌が見えるほど切られていた。事件を担当するのは富坂署の三瓶と城島のコンビ。格闘技ファンの城島の指摘で、被害者がカタナというマスクマンではないか、という可能性が浮かび上がる。プロレスも格闘技も両方こなすという新しいスターだった。そして、さらに殺人が……。格闘技を真っ向から取り上げた初の本格ミステリ。解説=笹川吉晴
【著者の言葉】
「強くなりたい」「一番になりたい」――誰もが隠し持っているそんな思いを、下品なまでに剥き出しにしてしまうリングという蟻地獄。
死んでもいい。殺されてもいい。たとえ一瞬でも「最強」という恍惚が得られるのなら。
そんな男たちへの、敬意と愛情を込めて、この物語を書きました。
――伯方雪日
伯方雪日
(ハカタユキヒ )1970年京都府生まれ。書店勤務を続ける傍ら、執筆活動も展開。03年「必然なる偶然」が『創元推理21』に掲載されてデビュー。04年『誰もわたしを倒せない』を上梓。他の著書に『死闘館 我が血を嗣ぐもの』『ガチ! 少女と椿とベアナックル』がある。