高山羽根子
(タカヤマハネコ )1975年富山県生まれ。2010年「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作入選。14年、同作を表題作とした作品集でデビュー。16年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞大賞を、20年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞。主な著書に『暗闇にレンズ』『パレードのシステム』がある。
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冠婚葬祭、それは人生の節目で催される大切な行事。現在の、あるいはこれからの私たちと冠婚葬祭をテーマに書かれた六つの短編小説からなる文庫オリジナル・アンソロジー。
映像の恐るべき力を知りながら、私の先祖たちはそれでも映像制作を生業とし続けた。そして今も、親友と私は端末をかざし、小さなレンズで世界を切り取っている──
三人の作家がそれぞれ架空の土地をめぐる旅に出た。旅先から送り合う、手紙、スケッチ、写真――27の幻想旅情リレー書簡。
高校生の「わたし」は親友の「彼女」と監視カメラだらけの街を歩き、端末をかざして世界を切り取る。かつて「わたしの」母が、祖母が、曾祖母がそうやってきたように──
犬そっくりの奇妙な生き物を拾った三人姉妹の人生を描き、第一回創元SF短編賞の佳作となった表題作をはじめ、新時代の感性が送りだす、優しくて可笑しな五つの物語。
その生まれたての子犬はビルの屋上から信じられないほどの太い声で啼いていた――第一回創元SF短編賞佳作の表題作はじめ、新時代の感性が送り出す、優しくて可笑しくて不思議な家族と仲間の物語など全5編。
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