モモイロノドウワシュウ

ももいろの童話集

アンドルー・ラング
西村醇子 監修


ももいろの童話集

ジャンル
ファンタジイ > 童話
ファンタジイ > 短編集
一般文芸 > 童話
シリーズ
アンドルー・ラング世界童話集 5

判型:四六判上製
ページ数:362ページ
初版:2008年7月25日

ISBN:978-4-488-01860-3
Cコード:C8097

装画:ヘンリー・J・フォード
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

世界各国の民話昔話を、英国の古典学者、民俗学者アンドルー・ラングが収集再話した童話集の第5弾。収録作品は「小さな妖精と食料品屋」「人魚のむすこハンス」「スノーフレイク」「カテリーナと運命の女神」「命の水」「金のライオン」「トロルの娘」「エスベンと魔女」「ミノン・ミネット姫」「ゆかいなおかみさんたち」「ちびの野ウサギ」など計25編。挿絵は初版時のものを使用。H・J・フォードの美麗なイラスト多数。完全新訳。


目次

「小さな妖精と食料品屋」
「森の家」
「ひつぎのなかの姫」
「仲のいい三人兄弟」
「人魚のむすこハンス」
「グリップという鳥」
「スノーフレイク」
「ずるがしこい靴屋」
「カテリーナと運命の女神」
「隠者の手引きで姫をめとった男の話」
「命の水」
「きずついたライオン」
「兄と弟」
「魔法使いと弟子」
「金のライオン」
「ローズマリーの小枝」
「白いハト」
「トロルのむすめ」>
「エスベンと魔女」
「ミノン・ミネット姫」
「ゆかいなおかみさんたち」
「リンドオルム王」
「ちびの野うさぎ」
「チックの話」
「幸運のドン・ジョバンニ」



アンドルー・ラング

スコットランドのセルカーク生まれ。民俗学者、作家、編集者。スコットランドのセント・アンドリューズ大学、グラスゴー大学をへてオックスフォード大学へ移り、同大学マートン・カレッジの特別研究員になる。のちにロンドンでジャーナリストとして活躍、ロングマン社の編集顧問に。この〈アンドルー・ラング世界童話集〉に代表される昔話の蒐集再話のほか、翻訳や詩集、創作童話「プリジオ王子」(富山太佳夫+富山芳子編 青土社『幸福な王子』所収)、伝記、それに多数のエッセイや書評記事も書いた。日本では『書斎』(生田耕作訳、白水社刊)、『書物と愛書家』(不破有理訳、図書出版社刊)などが訳されている。


西村醇子

(ニシムラジュンコ )

青山学院大学文学研究科博士後期課程満期退学、白百合女子大学ほか非常勤講師、日本イギリス児童文学会理事、訳書『魔法使いハウルと火の悪魔』(徳間書店)『オックスフォード世界児童文学百科』(共訳、原書房)著書『英米児童文学ガイド』(共著、研究社)『英米児童文学の宇宙』(共著、ミネルヴァ書房)ほか