エイエンノイチニチ

永遠の一日

リチャード・ビアード
青木悦子


永遠の一日

ジャンル
一般文芸 > 一般文芸
レーベル
海外文学セレクション

判型:四六判並製
ページ数:310ページ
初版:2004年10月25日

ISBN:978-4-488-01641-8
Cコード:C0097

装画:牧野千穂
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

あの日、あなたは誰と出会いましたか?

1993年11月1日。EUが誕生し、フェリーニとリバー・フェニックスが世を去ったその日、イギリスのどこかで、ヘイゼルとスペンサーが生まれた。その日、24歳のスペンサーはヘイゼルと一緒にベッドにいた。その日、12歳のヘイゼルとスペンサーは、砂丘で手を取りあって、飛んでいく飛行機を見ていた……。同じ1日、違う時間軸の中で巡り会いを繰り返す二人。おかしくて、ちょっとひねくれた、不思議な恋の物語。解説=植草昌実

*「きわめて奇妙で、「人生が、一瞬の出来事でどれほど変わるものか」ということを、劇的に描いた小説だ。」――〈アイリッシュ・タイムズ〉
*「楽天的な魅力が、全編にあふれている。」――〈ロスアンジェルス・タイムズ〉
*「人生を肯定し、希望を与えてくれる。」――〈グラスゴー・ヘラルド〉



青木悦子

(アオキエツコ )

東京都生まれ。英米文学翻訳家。主な訳書にロブ〈イヴ&ローク〉シリーズ、アダム「ヴァイオリン職人の探求と推理」「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密」「ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器」、マクドネル「平凡すぎて殺される」など。