トジタホン

閉じた本

  【単行本版】

ギルバート・アデア
青木純子


閉じた本

ジャンル
一般文芸 > 一般文芸
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
海外文学セレクション

判型:四六判仮フランス装
ページ数:190ページ
初版:2003年9月25日

ISBN:978-4-488-01637-1
Cコード:C0097

装画:三浦均
装幀:緒方修一


内容紹介

事故で眼球を失った作家の口述筆記用助手となった有能な青年。しかし何かおかしい。何かが起きている。助手という眼を得て、作家は以前より深い闇に落ちていく。青年の正体は? 会話と独白のみの傑作。結末の驚き!

*第5位「YAHOOユーザーが選ぶ 2003年ベストミステリー」海外編


ギルバート・アデア

1944年生まれ。イギリスの作家、批評家。小説『作者の死』、『ラブ&デス』、評論集『ポストモダニストは二度ベルを鳴らす――90年代文化論』などが既に紹介されている。他に『不思議の国のアリス』、『ピーターパン』等の続編や、映画評論も多い。


青木純子

(アオキジュンコ )

1954年東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。訳書に、K・モートン『忘れられた花園』、M・パヴィチ『風の裏側』、L・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』、B・S・ジョンソン『老人ホーム』、G・アデア『閉じた本』、A・クルミー『ミスター・ミー』、K・アトキンソン『世界が終わるわけではなく』、M・レヴィツカ『おっぱいとトラクター』他。