アレイスター・クロウリー
儀式魔術師、詩人、登山家。1875年イギリス・ウォリックシャー生まれ。ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジ出身で、学生時代は詩作に励んだ。98年、魔術結社〈黄金の夜明け〉団に入団するが、内部抗争に巻き込まれ退団、世界を放浪する。1907年魔術結社〈A∴A∴〉(銀の星)設立。のちに魔術結社〈東方聖堂騎士団〉の英国支部長となり、性魔術の研究にシフトする。以降も様々な波瀾を起こしたために悪評を被るが、魔術と詩作を追求する姿勢を生涯貫いた。1947年没。代表作に『法の書』『魔術 理論と実践』『トートの書』『ムーンチャイルド』がある。
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女性芸術家と若き詩人の魔術の応酬を描く表題作ほか、一族を覆う呪詛の恐怖を描いた「アーシルドゥーン家の惨劇」など全12編を収めた、20世紀最大の魔術師による異色の短編集。
若き魔術師は恋人と共に世紀の実験《ムーンチャイルド》創造に取り組むが、黒魔術結社はこれを阻止すべく壮絶な魔術攻撃を開始する。二十世紀最大の魔術師によるオカルティズム小説。
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