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ケッサクシュウ 傑作集 日本ハードボイルド全集7

傑作集

在庫あり

定価
1,650円(本体価格:1,500円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > ハードボイルド
  1. 国内ミステリ > アンソロジー
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
660ページ
初版
2023年9月15日
ISBN
978-4-488-40027-9
Cコード
C0193
文庫コード
M-ん-11-7
写真
Cafe Racer/Shutterstock.com
装幀
山田英春

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内容紹介

〈日本ハードボイルド全集〉最終巻は、一作家一編で厳選したアンソロジーをお届けする。大坪砂男の探偵作家クラブ賞受賞作「私刑(リンチ)」を巻頭に、片岡義男、小泉喜美子、小鷹信光ら翻訳者としても名高い人々の珠玉編や、笹沢左保、藤原審爾といった流行作家のシリーズもの、さらには高城高の全集未収録短編など全16編に加え、編者書き下ろしの「日本ハードボイルド史」概説を収録。

目次

大坪砂男「私刑(リンチ)」
山下諭一「おれだけのサヨナラ」
多岐川恭「あたりや」
石原慎太郎「待伏せ」
稲見一良「凍土のなかから」
三好 徹「天使の罠」
藤原審爾「新宿その血の渇き」
三浦 浩「アイシス讃歌」
高城 高「骨の聖母」
笹沢左保「無縁仏に明日をみた」
小泉喜美子「暗いクラブで逢おう」
阿佐田哲也「東一局五十二本場」
半村 良「裏口の客」
片岡義男「時には星の下で眠る」
谷 恒生「彼岸花狩り」
小鷹信光「春は殺人者」
 *
日下三蔵「日本ハードボイルド史〔黎明期〕」
北上次郎「日本ハードボイルド史〔成長期〕」
杉江松恋「日本ハードボイルド史〔発展期〕」

著者紹介

北上次郎 (キタガミジロウ)

1946年東京都生まれ。明治大学卒。76年に椎名誠らとともに〈本の雑誌〉を創刊、2001年まで本名の目黒考二名義で編集発行人として携わる。同誌創刊号から書評を執筆、のちに書評家として北上次郎の筆名を使うようになり、1984年『冒険小説の時代』が第2回日本冒険小説協会大賞最優秀評論大賞を、94年『冒険小説論 近代ヒーロー像一〇〇年の変遷』が第47回日本推理作家協会賞を受賞。また、藤代三郎の筆名では競馬エッセイを執筆、〈外れ馬券〉シリーズは27巻に亘って刊行された。2023年没。

日下三蔵 (クサカサンゾウ)

1968年神奈川県生まれ。専修大学文学部卒。書評家、フリー編集者。主な著書に『日本SF全集・総解説』、『ミステリ交差点』、主な編著に、《年刊日本SF傑作選》(大森望との共編)、《日本SF全集》、《中村雅楽探偵全集》、《都筑道夫少年小説コレクション》、『天城一の密室犯罪学教程』ほか多数。

杉江松恋 (スギエマツコイ)

1968年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。国内外のミステリをはじめとする文芸書やノンフィクションなど、幅広いジャンルの書籍について書評・評論活動を展開。読書会・トークイベントの主催も精力的にこなす。主な著書・共著に『バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌』『東海道でしょう!』『読み出したら止まらない!海外ミステリーマストリード100』がある。

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