セイナルシマジマヘ

聖なる島々へ

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
田村美佐子


聖なる島々へ

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ
レーベル
創元推理文庫(F)
シリーズ
デイルマーク王国史 2

判型:文庫判
ページ数:392ページ
初版:2004年10月22日

ISBN:978-4-488-57207-5
Cコード:C0197
文庫コード:F-シ-4-6

装画:山野辺若
装幀:WONDER WORKZ。


内容紹介

海祭りの日に生まれ、幼くして領主ハッドの圧政に抗する革命組織に加わったミット。ハッド暗殺計画の一端を担った彼だが、抱えた爆弾がその手を離れたとき……? 一方、ハッドの孫娘ヒルディは、祖父が勝手に決めた意に添わぬ婚約に抗い、弟イネンとともに帆船〈風の道〉号で旅立つ。運命は、貧しい少年と貴族の姉弟をもてあそぶかのように、遠い島々へと誘う。『ハウルの動く城』原作者がおくる歴史ファンタジイ四部作、第二部。



ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

1934年ロンドン生まれ。オックスフォード大学で学ぶ。3人の子どもを育ててから本格的な執筆活動を開始。現代のイギリスを代表するファンタジイ作家として高い評価を受けている。代表作に、ガーディアン賞を受賞した『魔女と暮らせば』を含む〈大魔法使いクレストマンシー〉シリーズ、スタジオジブリで映画化された『ハウルの動く城』の原作『魔法使いハウルと火の悪魔』、『九年目の魔法』、『わたしが幽霊だった時』、『ダークホルムの闇の君』、『グリフィンの年』などがある。2011年没。


田村美佐子

(タムラミサコ )

1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。訳書にトレメイン「憐れみをなす者」、ウォルトン「アンヌウヴンの貴公子」、ジョーンズ「詩人(うたびと)たちの旅」「聖なる島々へ」などがある。