グリフィンノトシ

グリフィンの年

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
浅羽莢子


グリフィンの年

ジャンル
ファンタジイ > 異世界ファンタジイ
レーベル
創元推理文庫(F)

判型:文庫判
ページ数:374ページ
初版:2003年8月29日

ISBN:978-4-488-57204-4
Cコード:C0197
文庫コード:F-シ-4-4

装画:佐竹美保
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

若手教授たちに経営が任された魔術師大学の赤字はかさみ、寄付を募る手紙が事件を呼ぶ。新入生を狙う刺客。学食に乱入する海賊。女子学生につきまとう外套掛け? 大学の危機にダークの娘、グリフィンのエルダと仲間たちが大活躍。『ダークホルムの闇の君』につづいて、魔法世界のキャンパスライフを生き生きと描くユーモア・ファンタジイ第2弾。解説=荻原規子



ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

1934年ロンドン生まれ。オックスフォード大学で学ぶ。3人の子どもを育ててから本格的な執筆活動を開始。現代のイギリスを代表するファンタジイ作家として高い評価を受けている。代表作に、ガーディアン賞を受賞した『魔女と暮らせば』を含む〈大魔法使いクレストマンシー〉シリーズ、スタジオジブリで映画化された『ハウルの動く城』の原作『魔法使いハウルと火の悪魔』、『九年目の魔法』、『わたしが幽霊だった時』、『ダークホルムの闇の君』、『グリフィンの年』などがある。2011年没。


浅羽莢子

(アサバサヤコ )

東京大学文学部卒、英米文学翻訳家。主な訳書、キャロル『死者の書』『月の骨』、ジョーンズ『わたしが幽霊だった時』『九年目の魔法』、リー『堕ちたる者の書』『幻獣の書』、ピーク『タイタス・グローン』『ゴーメンガースト』など多数。2006年没。