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第7回山本周五郎賞受賞作
執筆に行き詰まり、衝動に任せて麻布の長期滞在用ホテルに身を隠した探偵小説界の巨匠・江戸川乱歩。だが、初期の作風に立ち戻った「梔子姫(くちなしひめ)」に着手したとたん、嘘のように筆は走りはじめる。しかし小説に書いた人物が真夜中に姿を現し、無人の隣室からは人の気配が……。耽美的な作風で読書人を虜にした名文家による、虚実入り乱れる妖(あやかし)の迷宮的探偵小説。山本周五郎賞受賞作。解説=戸川安宣/翁華栄