ロンドンアイノナゾ

ロンドン・アイの謎

シヴォーン・ダウド
越前敏弥


ロンドン・アイの謎

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
海外ミステリ > 少年・少女探偵
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:302ページ
初版:2025年4月11日

ISBN:978-4-488-23105-7
Cコード:C0197
文庫コード:M-タ-4-1

装画:ミヤザキコウヘイ
装幀:中村聡


内容紹介

巨大観覧車ロンドン・アイに乗りこんだ少年。しかし、一周して降りてきたカプセルに、彼の姿はなかった。空に浮かぶ閉ざされた場所から、なぜ、どのようにして消えたのか? 少年のいとこであり、「ほかの人とはちがう」頭脳をもつテッドは、この謎について九つの仮説を立て、推理を始める──。張りめぐらされた伏線と端正な謎解き。カーネギー賞受賞作家が贈る傑作ミステリ! 訳者あとがき=越前敏弥/解説=千街晶之


シヴォーン・ダウド

1960年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業。2006年、『すばやい澄んだ叫び』で作家デビューし、ブランフォード・ボウズ賞とアイリーシュ・ディロン賞を受賞。07年に『ロンドン・アイの謎』を発表したが、わずか2か月後の8月、乳癌(にゆうがん)のため47歳で逝去。同作でビスト最優秀児童図書賞(現・KPMGアイルランド児童図書賞)を、死後刊行された『ボグ・チャイルド』でカーネギー賞を受賞した。


越前敏弥

(エチゼントシヤ )

1961年生まれ、東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ドロンフィールド「飛蝗の農場」、D・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」「オリジン」、クイーン「Yの悲劇」、F・ブラウン「真っ白な嘘」など。