ドクイリチョコレートジケン

毒入りチョコレート事件

  【新訳版】

アントニイ・バークリー
藤村裕美


毒入りチョコレート事件

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ロジャー・シェリンガム・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:336ページ
初版:2025年12月19日

ISBN:978-4-488-12311-6
Cコード:C0197
文庫コード:M-ハ-3-1

装画:牛尾篤
装幀:折原若緒/フォーマット:本山木犀


内容紹介

【著者デビュー100周年記念新訳刊行】ひと箱のチョコレートをめぐる究極の推理合戦。ミステリ史に燦然と輝く傑作、著者序文を追加収録した新訳決定版! 巻末エッセイ=有栖川有栖


アントニイ・バークリー/フランシス・アイルズ

1893年イギリスのハートフォードシャー生まれ。第一次世界大戦に従軍後、ユーモア作家として〈パンチ〉誌で活躍。「?」名義で『レイトン・コートの謎』を著して以降、『毒入りチョコレート事件』『第二の銃声』『ジャンピング・ジェニイ』など、従来の探偵小説に対する批判を織り交ぜた実験精神あふれる作品を発表。英国本格ミステリ黄金期を代表する作家としてその地位を不動のものとした。他の作品に、フランシス・アイルズ名義で発表したサスペンス『殺意』『レディに捧げる殺人物語』などがある。1971年没。


藤村裕美

(フジムラヒロミ )

國學院大學文学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、バークリー「ウィッチフォード毒殺事件」、ロラック「悪魔と警視庁」、「鐘楼の蝙蝠」、アームストロング「始まりはギフトショップ」、マクリーン〈名探偵オルコット〉シリーズなど。