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判型:文庫判
ページ数:364ページ
初版:1959年12月25日
改版:1979年2月23日
ISBN:978-4-488-10517-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-2-5
装画:ひらいたかこ
装幀:小倉敏夫
ロンドン=リヴィエラ間の特別急行列車の中で、美貌の富豪夫人が殺された。〈焔の心臓〉といわれるルビーの名玉をめぐる、新しい犠牲者だった。関係者は、破産に瀕した夫、女たらしの愛人、謎の〈侯爵〉。列車内という密室殺人の現場に乗り合わせたのは、ご存知エルキュール・ポワロ。カジノのルーレットがまわり、ポワロの脳細胞もまわりだす! 訳者あとがき=長沼弘毅
アガサ・クリスティ
イギリスの作家。1890年生まれ。1920年に『スタイルズ荘の怪事件』でデビューして以来、長編と短編集あわせて100冊を超す作品を発表した。巧妙な着想と錯綜したプロット構成に、独創的なトリックの加わった『アクロイド殺害事件』や『オリエント急行の殺人』『ABC殺人事件』といった多くの作品が、古典的名作としての評価を確立している。71年には長年の功績により、大英帝国勲章(DBE)を授与された。〈ミステリの女王〉たる彼女の創造した名探偵には、エルキュール・ポワロやミス・マープルなどがいる。76年没。