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【第64回日本推理作家協会賞受賞】
このこぢんまりとした酒場に入ったのは、偶々(たまたま)のことだ。そこで初対面の男に話しかけられたのも、偶然のなせるわざ。そして、異様な “賭け”を持ちかけられたのも──あまりにも意外な結末が待ち受ける、一夜の密室劇を描いた表題作ほか、極北の国々を旅する日本人青年が遭遇した二つの美しい謎「北欧二題」ほか、本格の気鋭が腕を揮ったバラエティ豊かな短編ミステリの饗宴。第64回日本推理作家協会賞受賞作を表題とする、5つの謎物語。著者解題=深水黎一郎
「人間の尊厳と八〇〇メートル」
「北欧二題」
「特別警戒態勢」
「完全犯罪あるいは善人の見えない牙」
「蜜月旅行 LUNE DE MIEL」
深水黎一郎
(フカミレイイチロウ )1963年山形県生まれ。慶應義塾大学文学研究科後期博士課程終了。ブルゴーニュ大学修士号、パリ大学DEA。2007年、『ウルチモ・トルッコ』で第36回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『エコール・ド・パリ殺人事件』『トスカの接吻』『花窗玻璃』など。2011年、「人間の尊厳と八〇〇メートル」で第64回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。