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アメリカはメイン州・ベックフォード、ディー・デクスター探偵社に一本の電話が入る。探偵二名をある家によこしてほしい、そこで一晩泊まってくれればいいという、簡単だが奇妙な依頼。訝しみながらもその家に向かったスタンリーとケンウッドに、家人は何も説明せず、二人は酒を飲んで寝てしまう。しかし、未明に大きな物音で目覚めた二人は、一面の血の海に切断死体が転がっているのを発見。罠なのか? 急ぎディーの家に行って指示を仰ぎ、警察とともに現場に戻ると、何と血の海も死体も跡形もなくが消え去っていた──。事件を追う探偵社の面々の前に、日本人探偵・被砥功児(ピート・コージ)が颯爽と登場! 選考委員各氏絶賛! 期待の新人のデビュー作。
安萬純一
(アマンジュンイチ )1964年東京都生まれ。東京歯科大学卒。2010年、『ボディ・メッセージ』で第20回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。著作は他に、『ガラスのターゲット』『ポケットに地球儀』『モグリ』『青銅ドラゴンの密室』『王国は誰のもの』などがある。19年刊行の『滅びの掟 密室忍法帖』は、第20回本格ミステリ大賞の候補となる。