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東天高校文化祭初日、ブラスバンド部のオープニング曲終了とともに、突如校内放送から謎の男の声が流れてきた! DJネガポジと名乗る男は、リクエスト曲を流しつつ携帯電話でのリレーインタビュー企画を進めていく。文化祭実行委員会と生徒会の合同企画だというが、どこか怪しい。さっそく元野球部の山はDJに乗せられて、壊れた時計塔に硬球をぶつけ始めた。DJの軽快な喋りに沸く生徒たちを尻目に、二年生の古浦久留美はDJの正体を探り始めるが──。華やかな文化祭の裏で静かに進行する陰謀と、謎のDJの目的とは? 青春の一ページを生き生きと描いた青春ミステリの決定版。
竹内真
(タケウチマコト )1971年新潟県生まれ。慶應義塾大学卒。95年に三田文学新人賞、98年「神楽坂ファミリー」で小説現代新人賞、99年『粗忽拳銃』で第12回小説すばる新人賞をそれぞれ受賞。主な著作は『じーさん武勇伝』『自転車少年記』『カレーライフ』『風に桜の舞う道で』『ワンダー・ドッグ』『ビールボーイズ』など。