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判型:四六判仮フランス装
ページ数:348ページ
初版:2006年12月15日
ISBN:978-4-488-01223-6
Cコード:C0093
装画:北見隆
装幀:北見隆
闇屋の一党に捕らわれた令嬢を救い出すために、降霊会の行なわれている屋敷へ向かった魔矢と巨勢少年、カストリ記者の片倉だが、そこでは殺人事件が勃発していた。殺されたのは屋敷の主人。そして床には短剣の柄を握ったまま倒れている作家・坂口安吾の姿が! 肝心の令嬢は失踪しており、霊媒師と被害者の妻も行方がわからない。そんな中へ飛び込んでしまった巨勢少年ら3人は、俄かごしらえの探偵団として事件の調査に乗り出す破目に。その屋敷で、いったい何が起こったのか? 著者渾身の長編本格推理。《安吾探偵控》3部作完結編。
野崎六助
(ノザキロクスケ )1947年東京生まれ。最初の著書『幻視するバリケート』(のち『復員文学論』と改題)以降、多岐に亙る評論活動を展開し、92年には『北米探偵小説論』で第45回日本推理作家協会賞を受賞した。他の評論に『アメリカン・ミステリの時代』『物語の国境は越えられるか』などがある。94年には『夕焼け探偵帖』で小説家としてもデビュー、『ドリームチャイルド』『ラップ・シティ』『超・真・贋』『給食ファクトリー』などの作品を発表している。