白川貴子
(シラカワタカコ )翻訳家。スペイン語の訳書に、ダイナ・チャヴィアノ『ハバナ奇譚』、フリア・ナバロ『聖骸布血盟』、ハビエル・マリアス『執着』、ドロレス・レドンド『バサジャウンの影』がある。
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兄弟はどこからきて、なぜ穴に落ちたのだろう──。謎と寓意に彩られた物語は、読後、力強い感動をもたらす。スペイン版『星の王子さま』であり、現代の大人に捧げる寓話。
人生を諦めた人にしか用がないと言われる廃墟パライソ・アルト。そこに住む「天使」は不思議な来訪者たちの話に耳を傾け、向こう側への旅立ちを見送る。美しくも奇妙な物語。
幼い子供を誘拐し血をすすり、臓物を喰らう「吸血鬼」と呼ばれた悪女。現役の犯罪捜査官が、20世紀初頭のバルセロナを震撼させた犯罪者の実話に材を得て描いた戦慄の物語。
名も年もわからない兄弟が穴に落ちて出られなくなってしまった。素数で構成された章番号や文章に隠された暗号の意味とは。読後に驚愕と強い感動をもたらす大人のための寓話。
出版社で働くマリアが憧れていた夫婦。その夫が殺された。通り魔殺人なのか? それとも、三角関係の清算か? それとも……。彼は不治の病だったという。ノーベル賞候補とも目される著者による愛と死をめぐる哲学的小説。
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