シミノテチョウ16

紙魚の手帖 vol.16 APRIL 2024


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定価:1,540円 (本体価格:1,400円)

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紙魚の手帖 vol.16 APRIL 2024

ジャンル
一般文芸 > 紙魚の手帖
国内ミステリ

判型:A5判並製
ページ数:423ページ
初版:2024年4月12日

ISBN:978-4-488-03121-3
Cコード:C0093

装画:飯田研人
装幀:アルビレオ


内容紹介

■朝倉宏景、君嶋彼方、砂村かいり、額賀澪で贈る読切特集「駅×旅」。■新連載 オールブラックス入りした日本人ラガーマンを描いた物語、開幕! 堂場瞬一『フルハウス』。■読切 冷戦末期を舞台に繰り広げられる、異色の陰謀劇。赤野工作「たかが≠ニはなんだたかが≠ニは」。雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画を描く、本格ミステリ。東川篤哉「暮林紅子の誤算」。■芦辺拓『明治殺人法廷』、高田大介『記憶の対位法』、感動の連載最終回。■創元ホラー長編賞選評ほか。


目次

【読切特集「駅× 旅」】
〈弁天島駅(浜松)〉 きみは湖 砂村かいり
●毎年同じ日に同じ場所で購入された切符。いなくなった恋人が集めていたそれを頼りに、わたしは「湖に浮かぶ駅」に降り立つ

〈甲子園駅(西宮)〉 そこに、私はいなかった。 朝倉宏景
●高3の夏、真央の応援にたどり着けなかった「私」。彼の一軍初登板の今日、再び西に向かう

〈山鼻19条駅(札幌)〉 雪花の下 君嶋彼方
●突然、子供を連れて実家に帰ってしまった夫と、夫の兄。翠と義姉は、それぞれの夫を追ってふたり北海道へ

〈明洞駅(ソウル)〉 明洞発3時分、僕は君に撃たれる 額賀 澪
●不倫報道から一年後、ソウルの街で再会した二人と、その跡を追う週刊誌記者。これは果たして逃避行なのだろうか――

行かない旅の栞*妄想鉄は時空も超える 山本巧次

【新連載】
フルハウス 第1回 堂場瞬一
●日本人選手が初めてオールブラックス入り! 早見剛大、ゴーがその人だ。堂場瞬一、渾身のラグビー小説開幕

【小説・連載】
明治殺人法廷 最終回 芦辺 拓
●代言人退廷命令により万策尽きた弁護側。起死回生の手段を求め筑波が向かう先は――堂々の大団円!

青い鳥 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加
●望は別の高校に通う幼馴染・洋平と一緒に点心屋を訪れる。そこで遭遇した洋平の同級生とおばあさんには秘密があって……

きみのかたち 第11回 坂木 司
●マンションとコンビニで耳にした「いやな子供たち」の出没はシュンに関係があるのか? 悩む大地に声を掛けてきたのは……

粒と棘 第4話 軍人の娘 新野剛志
●紙芝居の出版社で働く女性は、左足を失った許婚とともに義兄の消息を待つ――終戦後の東京で生きるひとびとを活写する連作

記憶の対位法 最終回 高田大介
●信仰、祖国、そして歴史をめぐる記憶の旅路が、最後に見出す〈答え〉とは――

不等辺五角形 第2回 貫井徳郎
●五人の幼馴染みのうちひとりが被害者に、ひとりが加害者となった――残された三人の証言は

【小説・読切】
たかが≠ニはなんだたかが≠ニは 赤野工作
●祖国ソビエトを捨てた技術者グリゴリー・キーロフ。彼が抱えるトランクの中身とは――

暮林紅子の誤算 東川篤哉
●雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画。そのためには密室をつくらなければ――

【コミック】
第6回 鵺の記録 熊倉 献
●ここに、私が出会った愛しい鵺≠スちとの日々を綴る

【受賞作決定!】
創元ホラー長編賞 選評 澤村伊智・東 雅夫・東京創元社編集部

【創立70周年記念企画】
エッセイ 「わたしと東京創元社」
●豪華執筆陣による一年限定特別連載!
芦辺 拓/綾辻行人/貫井徳郎/日暮雅通/宮部みゆき/ピーター・スワンソン

【特別企画】
第24回本格ミステリ大賞候補作決定!
第24回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過

【ESSAY】
私の小さな地図帖 その六 光る水たまり 山崎佳代子
装幀の森 第11回 柳川貴代
翻訳のはなし 第十四回 翻訳していて出遭った食べ物あれこれ 三角和代
乱視読者の読んだり見たり 第11回 本当の ナボコフの「スタイル」――『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』の書き出しを読む 若島 正

【COLUMN】
みすてりあーな・のーと その3 ??(ばんか)謀殺事件 戸川安宣
ごほうびごはん*朝のフルーツ 十三 湊
読書日記 澤田瞳子

【INTERVIEW 期待の新人】
白川尚史
真門浩平

【INTERVIEW 注目の新刊】
『家族解散まで千キロメートル』 浅倉秋成

【BOOKREVIEW】
[文芸全般]   瀧井朝世
[国内ミステリ] 宇田川拓也
[翻訳ミステリ] 村上貴史
[SF]      渡邊利道
[ファンタジイ] 三村美衣

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