チチュウノディナー

地中のディナー

ネイサン・イングランダー
小竹由美子


在庫なし

定価:2,420円 (本体価格:2,200円)

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地中のディナー

ジャンル
一般文芸 > 一般文芸
レーベル
海外文学セレクション

判型:四六判仮フランス装
ページ数:282ページ
初版:2021年4月30日

ISBN:978-4-488-01678-4
Cコード:C0097

装画:ササキエイコ
装幀:中村聡


内容紹介

2014年、イスラエルのネゲブ砂漠。秘密軍事施設には“将軍”の命令により、ただ一人の囚人Zが長年監禁されており、一人だけの看守に見張られている。ユダヤ系アメリカ人の学生からイスラエルの諜報員になり、自国の権力者に監禁されるに至った囚人Zの数奇な人生とは──。
Zの存在を隠したまま何年も意識不明でベッドに横たわる将軍の回想、パレスチナ難民の青年の受難、パリで恋に落ちたZとウエイトレスのかつての逃避行。幾つかの物語が循環しつつ重なり合い、悲哀、諦観、希望を繰り返しもたらす、不条理なパレスチナ紛争と、それに翻弄されながら生きる人々の姿を描き上げる。
『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』でフランク・オコナー国際短編賞受賞、ピュリッツアー賞最終候補となった著者による傑作長編! 訳者あとがき=小竹由美子


ネイサン・イングランダー

1970年、ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。ユダヤ教正統派コミュニティの中で、敬虔なユダヤ教徒の少年として成長した。だがニューヨーク州立大学在学中にイスラエルを初めて訪問し、カルチャーショックを受け、やがて棄教した。主な著作に長編小説The Ministry of Special Cases、For the Relief of Unbearable Urges(PEN/マラマッド賞、スー・カウフマン新人賞受賞)、『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』(フランク・オコナー国際短編賞受賞、ピュリッツアー賞フィクション部門最終候補)などがある。


小竹由美子

(コタケユミコ )

1954年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。訳書にマンロー『イラクサ』『ピアノ・レッスン』、イングランダー『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』『地中のディナー』、ファハルド=アンスタイン『サブリナとコリーナ』、オファーレル『ハムネット』ほか多数。