テガミノミセ、クルウォルデ

手紙の店、クルウォルで

ペク・スンヨン
小西直子


未刊

定価:2,750円 (本体価格:2,500円)

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手紙の店、クルウォルで

ジャンル
一般文芸 > 一般文芸

判型:四六判並製
ページ数:384ページ
初版:2026年10月9日

ISBN:978-4-488-01165-9
Cコード:C0097

装画:小泉理恵
装幀:岡本歌織(woven tale)


内容紹介

家族の自慢だった姉が同僚に騙され、借金を抱えて失踪してしまった。それをきっかけに、妹である28 歳のヒョヨンは映画監督になる夢につまずいてしまう。だが大学時代の伝手(つて)で、ソウルの延禧洞(ヨニドン)にあるレターショップ「クルウォル」でアルバイトを始めることに。こっくりした杏子(あんず)色の壁に囲まれて、便箋やペン、封筒などが入った木のチェストが並び、森林浴をしているような香りが漂う居心地のいい店だ。目玉は、「ペンパル」というサービス。不特定の誰かに手紙を書くと、引き換えに誰かの書いた手紙を一通もらえる。クルウォルを介し、見知らぬ誰かと名乗り合うことなく手紙のやり取りができるのだ。
サービスを利用するのは、ヒット作の次作に悩む漫画家、小説家を目指す会計士、妻を亡くした小学校の校長……。ヒョヨンは、手紙のやり取りをする人々を見守りながら、ゆっくりと自分自身と向き合っていく。

春から秋、クリスマスを経て新年へ。
四季のうつろいと共に、手紙でつながる人々の日常を愛おしく描いた癒しの物語。


小西直子

(コニシナオコ )

日韓通訳・翻訳者。静岡県生まれ。立教大学文学部卒。 独学で韓国語を学んだのち、延世大学韓国語学堂に語学留学。韓国外国語大学通訳翻訳大学院韓日科修士課程修了。訳書に、イ・ギホ『舎弟たちの世界史』、イ・ドゥオン「あの子はもういない』、チャン・ガンミョン『我らが願いは戦争』、ケン・リュウ/藤井太洋他『七月七日』(共訳)、イ・ヨンド 『涙を呑む鳥1 ナガの心臓』ほか。