定価:3,080円 (本体価格:2,800円)
※未刊・近刊の商品につきましてはオンライン書店でお取り扱いしていない場合がございます
Amazonベストセラー1位
世界16か国以上で翻訳刊行
リチャード&ジュディ・ブッククラブの1冊
BBCラジオ2ブッククラブの1冊
ヴェロニカ・マクリーディは八十五歳の気むずかしいおばあちゃん。スコットランドの大きな屋敷にひとりで暮らし、お茶をしたり動物番組を見たりしながら、自分の遺産をどこへやろうかと考えている。ある日、南極でおこなわれている資金不足のアデリーペンギン研究を知った彼女は、遺産をゆずる相手としてペンギンがふさわしいかを見極めるべく、はるか南の大陸へと一世一代の旅に出た──。世界16か国以上で翻訳刊行、明日を生きる希望に満ちた傑作ペンギン文学!
ヘイゼル・プライア
イギリス、オックスフォード生まれ。セント・アンドリューズ大学で英語と中世史を専攻、その後ダーティントン芸術大学で音楽を学び、アイリッシュハープ奏者として活動する。2019年、ハープ職人を主人公とした長編小説Ellie and the Harp Makerで作家デビュー。20年発表の『ペンギンにさよならをいう方法』は世界16か国以上で翻訳刊行、〈リチャード&ジュディ・ブッククラブの1冊〉〈BBCラジオ2ブッククラブの1冊〉に選出されたほか、Amazonレビュー数は2万件を超え、Kindle & オーディオブック部門でベストセラー1位を獲得した。続編としてCall of the Penguins(2021)、Gone with The Penguins(2024)が発表されている。
圷香織
(アクツカオリ )上智大学国文学科卒。英米文学翻訳家。訳書にバロネス・オルツィ『紅はこべ』、スーザン・イーリア・マクニール『チャーチル閣下の秘書』『エリザベス王女の家庭教師』、ヤンシィー・チュウ『夜の獣、夢の少年』、ジュリー・ワスマー『シェフ探偵パールの事件簿』、エマ・スタイルズ『銃と助手席の歌』などがある。