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クライヘヤ 昏(くら)い部屋

昏(くら)い部屋

在庫なし

定価
1,320円(本体価格:1,200円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
630ページ
初版
2005年4月28日
ISBN
978-4-488-18704-0
Cコード
C0197
文庫コード
M-ウ-9-4
装画
志村敏子

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内容紹介

見知らぬ病室でジェインは目覚めた。謎の自動車事故から奇跡的に生還したものの、事故前後10日分の記憶を失った彼女。傷ついた心身を癒やす間もなく、元婚約者と親友が空白の期間に惨殺されたこと、自らが容疑者の立場にあることを、ジェインは相次いで知らされる。誰を、何を信用すればいいのか。二転三転する疑惑が読者の心を揺さぶる、ミステリの新女王による鮮烈な第4長編。解説=千街晶之

著者紹介

ミネット・ウォルターズ

1949年、イギリス生まれ。幼少期から頭抜けた読書家であり、雑誌編集者を経て小説家となる。1992年にミステリ第1作『氷の家』を発表。いきなり英国推理作家協会(CWA)最優秀新人賞を獲得する。続いて第2作『女彫刻家』でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)のエドガー賞長編賞、マカヴィティ賞長編賞受賞。1994年『鉄の枷』で、2003年『病める狐』でCWAゴールド・ダガー賞を受賞。名実ともに現代を代表する〈英国ミステリの女王〉として活躍している。

成川裕子 (ナリカワヒロコ)

1951年沖縄に生まれる。1975年香川大学経済学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書にウォルターズ「氷の家」「病める狐」「遮断地区」「悪魔の羽根」「カメレオンの影」、フォッスム「湖のほとりで」「晴れた日の森に死す」など。

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