●若竹七海氏推薦――「我を忘れて没頭し、現実に戻るときめまいさえ覚える。」(週刊現代2002年5月25日号より)
ロンドンの裕福な住宅街の一角で、浮浪者の餓死死体が見つかった。取材に訪れたマイケルは、家の女性から奇妙な話を聞かされる。男は自ら餓死を選んだに違いないというのだ。だが、それよりも不可解なことは、彼女が死んだ男に強い関心を抱いていることだった。彼女を突き動かすものは何なのか? ミステリの女王の傑作長編。訳者あとがき=成川裕子
*第10位「2003 本格ミステリ・ベスト10」海外ランキング
ササヤクコダマ 囁く谺
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