●児玉清氏推薦――「これぞ真のサスペンスというべきか、いつも寒気がするぜ。」(産経新聞2004年8月16日より)
ある雨の晩、ミセス・ラニラは、道ばたで隣人が死にかけているのに出くわしてしまう。警察の結論は交通事故死。だが、彼女には、隣人の死に際の表情が「なぜ私が殺されなければならないのか」と訴えていたように思えてならなかった。それから20年後、ミセス・ラニラは殺人の証拠を求め、執念の捜査を開始する。人間の内に潜む邪悪なものを描き出す、ウォルターズの傑作長編。訳者あとがき=成川裕子
*第3位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/評論家部門
*第3位『2005本格ミステリ・ベスト10』海外本格ミステリ編
*第7位「週刊文春」2004年ミステリーベスト10/海外部門
*第8位「このミステリーがすごい! 2005年版」海外編ベスト10
ヘビノカタチ 蛇の形
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