― 異世界ファンタジイ―
悪鬼を狩る湖の民と定住する農民の地の民、ふたつの異なる民族の融和のために奔走するダグとフォーンの奮闘を描いた、名手ビジョルドの傑作ファンタジー4部作ついに完結。
勇敢で無鉄砲な黒鷲獅子スカンドゥラノンは、小柄だが賢く機敏な雌鷲獅子ザニールに出会い、惹かれていく。だが〈沈黙の魔法使い〉アーゾウの軍に、敵の魔の手が迫っていた。
〈ヴァルデマール正史〉において、繰り返し語られる、伝説の大魔法使いアーゾウと宿敵マ=アルとの戦いの物語が、ついにそのヴェールを脱ぐ。〈魔法戦争〉三部作開幕。
神王国を襲う疫病と大寒波により起きる波瀾。不世出の剣士ソローとエネミア、異能の力を持つゼンは、守るべきものの為に過酷な宿命に抗う。新鋭渾身の異世界ファンタジー!
カース国の使節カラルは悩んでいた。補佐役の書記官であったカラルの意見など、誰が重んじてくれるというのだろう……。風雲急を告げる〈ヴァルデマール年代記〉正史第2部。
敵地で孤立し、魔法嵐に悩まされる〈東の帝国〉軍。この地で生き延びるには……。指揮官は意外な結論を下す。人気の異世界ファンタジー〈ヴァルデマールの嵐〉第二部登場。
豹の精霊に憑かれた娘、狼の精霊に憑かれた男、さらにもうひとり獣の精霊憑きが……。なぜ穢れとされる存在が三人も揃ったのか。折しも都では聖王の容態が悪化していた。
王子を殺したのは豹の精霊を宿した美女。彼女との出会いがイングレイを導く。ヒューゴー、ネビュラ、ローカス賞を受賞した『影の棲む城』に続く〈五神教シリーズ〉第三弾。
思うにまかせぬ王子たちとの関係に、己のふがいなさをかみしめるフィッツ。一方、いったんはなりを潜めていた、〈気〉をもつ古き血族パイポルトの一党が再び蠢き始めていた。
獣と絆を結ぶ〈気〉の力。遠見をし、遠くの仲間と意志を伝えあう〈技〉の力。ふたつの力を併せ持つ王子を教育することになったフィッツ。だが、〈技〉をもつ者は他にもいた。
六公国に平和をもたらすべく取り決められた、デューティフル王子と神呪字諸島の族姫との婚約の儀。華やかな宴の影に潜む思惑は? 圧倒的なスケールの異世界ファンタジー。
将来にわたり国全体を魔法の攻撃から守るために、大がかりな術をほどこすことにしたヴァニエル。だが、見えざる敵の密かな攻撃が彼に、そしてヴァルデマールに迫っていた。
ヴァニエルと若き〈詩人〉ステフェンとの恋の行方は? 重い病に冒された国王をいただくヴァルデマールの運命は? 伝説の〈魔法使者〉ヴァニエルの生涯を描く三部作完結。
湖の民の治療行為、それが地の民を惑わしてしまうのか。意外な結果に戸惑うダグ。一行の行く手に待ち受ける新たな困難とは。ファンタジーの新たな地平を拓くシリーズ第三弾。
地の民と湖の民、反目しあうふたつの民族の架け橋になりたい。ダグは自らの能力を使い地の民を治療すべく、フォーンとふたり再び旅に出る。実力派の著者のシリーズ第三弾。
王宮の人々を皆殺しにしたといわれる少年を保護したヴァニエル。だが〈共に歩むもの〉に選ばれた少年にそんなことが可能なのか? 好評〈最後の魔法使者〉いよいよ佳境に。
隣国との激しいたたかいで疲弊するヴァニエル。束の間の休暇をとるために、ずっと避けていた故郷に帰ったが……。伝説の〈魔法使者〉の波乱の生涯を描いた、三部作第二弾。
ヴァルデマールを魔法嵐が襲った。ハードーンの背後にいた東の帝国のしわざなのか? 魔法使いたちは必死で立ち向かうが……。名手ラッキーの〈ヴァルデマールの嵐〉第一部。
共通の脅威ハードンを前に宿敵同士だったヴァルデマールとカースが手を結んだ。カース国の使者に同行した若者カラルを待ち受けていたのは? 風雲急を告げる新三部作開幕。
晴れて夫婦となったフォーンとダグ。だが湖の民であるダグの家族は、ふたりの結婚を認めようとしなかった。そんななか悪鬼の出現にダグは退治に向かう。好評シリーズ第二弾。