星雲賞受賞

テンシツイラク

天使墜落〈下〉

ラリー・ニーヴンジェリー・パーネルマイクル・フリン
浅井修


天使墜落〈下〉

ジャンル
SF > SF
レーベル
創元SF文庫

判型:
ページ数:366ページ
初版:1997年6月27日

ISBN:978-4-488-65409-2
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ニ-2-9

装画:加藤直之
装幀:矢島高光


内容紹介

【プロメテウス賞・星雲賞受賞】
このアメリカのどこかに、今も飛行可能なロケットがあるという。にっくき政府の裏をかいて、宇宙船を打ち上げるのだ! 宇宙開発の夢を忘れぬSFファンたちの、全国に散らばった地下ネットワークが動きだす。北米大陸を縦断する、史上最大の作戦の行方は? 巨匠たちが贈る前代未聞のドタバタSF大作! 解説=牧眞司


ラリー・ニーヴン

1938年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。1964年に作家デビューし、「中性子星」(1966)でヒューゴー賞短編部門を受賞。『リングワールド』(1970)でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、星雲賞を受賞。また、『降伏の儀式』(パーネルとの共作)、『天使墜落』(パーネル、フリンとの共作)、「無常の月」、「帝国の遺物」で星雲賞を受賞。《ノウンスペース》シリーズでも知られる。


ジェリー・パーネル

1933年アメリカ・ルイジアナ州生まれ。『地球から来た傭兵たち』などミリタリーSFの単独著書のほか、ラリー・ニーヴンらと共作した『神の目の小さな塵』『インフェルノ─SF地獄篇─』『悪魔のハンマー』『忠誠の誓い』『降伏の儀式』『天使墜落』などの作品で有名。1973-74年にはアメリカSF作家協会会長も務めた。2017年没。


マイクル・フリン

1947年、ペンシルヴェニア州イーストン生まれ。数学の学位を持つ、ハードSFの書き手。1984年に短編デビュー。1990年に第一長編を発表。