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第3回創元ファンタジイ新人賞佳作受賞作
忘却城に眠る死者を呼び覚まし、蘇(よみがえ)らせる術で発展した亀珈(かめのかみかざり)王国。過去の深い傷を抱えた青年儒艮(じゅごん)は、ある晩何者かに攫(さら)われ、光が一切入らない盲獄(もうごく)と呼ばれる牢で目を覚ます。儒艮ら六人を集めたのは死霊術師(しりょうじゅつし)の長(おさ)、名付け師だった。名付け師は謎めいた自分の望みを叶えるよう六人に命じ、叶えられた暁(あかつき)には褒美を与えると言うが……。第3回創元ファンタジイ新人賞佳作入選作。
鈴森琴
(スズモリコト )東京都出身。玉川大学文学部卒業。2018年の第3回創元ファンタジイ新人賞に佳作入選した『忘却城の界人(さかいびと)』を、2019年『忘却城』と改題してデビュー。他の著書に『忘却城 鬼帝女(きていによ)の涙』『忘却城 炎龍の宝玉』『皇女アルスルと角の王』『騎士団長アルスルと翼の王』がある。