19ゴウシツ

19号室

マルク・ラーベ
酒寄進一


未刊

定価:1,496円 (本体価格:1,360円)

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19号室

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:576ページ
初版:2025年2月28日

ISBN:978-4-488-22905-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-ラ-14-2

装画:チカツタケオ
装幀:大岡喜直(next door design)


内容紹介

ベルリン国際映画祭の開会式場に悲鳴が響き渡った。予定外の、女性が殺される瞬間を撮った映像が上映されたのだ。女性は市長の娘で女優の卵。映像はあまりにリアルで、目出し帽の人物が上映を強要したという。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、相棒の臨床心理士ジータは、映像内の壁に残されていた「19」に、自分との共通点を見つけて戦慄する。『17の鍵』につづく第2弾! 解説=吉野仁


マルク・ラーベ

ドイツ、ケルン生まれ。10代で仲間と映像を撮りはじめ、大学入学前に映像制作会社を設立。大学では演劇・映画・テレビ学とドイツ文学を専攻するものの、会社経営に専念するために中退した。2012年にSchnittを刊行して作家デビュー。同作は〈シュピーゲル〉のベストセラーリストに数週間にわたって掲載された。2018年に刊行した「刑事トム・バビロン・シリーズ」第1作『17の鍵』が大ベストセラーとなる。全4作の同シリーズは、本国で累計発行部数が43万部を超える人気を得た。ケルン在住。


酒寄進一

(サカヨリシンイチ )

ドイツ文学翻訳家。和光大学教授。主な訳書に、コルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ「デーミアン」、フォン・シーラッハ「犯罪」「神」、ノイハウス「深い疵」「友情よここで終われ」、カシュニッツ「その昔、N市では」などがある。