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価値のないもの専門の怪盗ニックに、まさかのライバル登場!? 〈白の女王〉ことサンドラ・パリスは“不可能を朝食前に”をモットーに、早朝にだけ仕事をする美女だ。二人はときに競い、ときに協力しながら盗みに挑む。サンドラ初登場短編「白の女王のメニューを盗め」を巻
頭に、「ハロウィーンのかぼちゃを盗め」「枯れた鉢植えを盗め」など、本邦初訳の6編を含む全15編を収録。解説=木村仁良
「白の女王のメニューを盗め」
「売れない原稿を盗め」
「ハロウィーンのかぼちゃを盗め」
「図書館の本を盗め」
「枯れた鉢植えを盗め」
「使い古された撚(よ)り糸玉を盗め」
「紙細工の城を盗め」
「人気作家の消しゴムを盗め」
「臭腺(しゅうせん)を持つスカンクを盗め」
「消えた女のハイヒールを盗め」
「闘牛士のケープを盗め」
「社長のバースデイ・ケーキを盗め」
「色褪せた国旗を盗め」
「医師の中華箸を盗め」
「空っぽの鳥籠を盗め」
エドワード・D・ホック
アメリカの作家。1930年ニューヨーク州生まれ。1955年、雑誌にサイモン・アークもの第1作となる短編「死者の村」が掲載されデビュー。以降50年以上にわたり、短編ミステリの第一人者として活躍し続けた。サイモン・アーク、怪盗ニック・ヴェルヴェット、レオポルド警部やサム・ホーソーン医師など、多種多彩なキャラクターを起用して謎解きの醍醐味を満喫させる作風は本国でも高く評価され、2001年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)生涯功労賞を受賞したほか、数々の栄誉に輝いている。2008年没。