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風変わりな人々や事物が関わる奇妙な事件の起こるとき、謎の男サイモン・アークは現れる。あるときは超常現象研究者、またあるときは私立探偵として。警官が監視する中、焼死したはずの男が遂げた不可能犯罪、ブラジルの海岸で見つかったミイラのように防腐処理された死体の謎、現代ニューヨークに住まう魔女が生み出した回転ドアの密室……暗黒の事象と犯罪が交差する怪事件を、オカルト探偵が明晰な推理力で解いていく8編を収録した第五短編集。解説=木村仁良
「闇の塔からの叫び」
「呪われた裸女」
「炙り殺された男の復讐」
「シェイクスピアの直筆原稿」
「海から戻ってきたミイラ」
「パーク・アヴェニューに住む魔女」
「砂漠で洪水を待つ箱船」
「怖がらせの鈴」
エドワード・D・ホック
アメリカの作家。1930年ニューヨーク州生まれ。1955年、雑誌にサイモン・アークもの第1作となる短編「死者の村」が掲載されデビュー。以降50年以上にわたり、短編ミステリの第一人者として活躍し続けた。サイモン・アーク、怪盗ニック・ヴェルヴェット、レオポルド警部やサム・ホーソーン医師など、多種多彩なキャラクターを起用して謎解きの醍醐味を満喫させる作風は本国でも高く評価され、2001年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)生涯功労賞を受賞したほか、数々の栄誉に輝いている。2008年没。