シノオブジェ

死のオブジェ

キャロル・オコンネル
務台夏子


死のオブジェ

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
キャシー・マロリー・シリーズ 3

判型:文庫判
ページ数:540ページ
初版:2001年8月31日

ISBN:978-4-488-19508-3
Cコード:C0197
文庫コード:M-オ-4-4

写真:Martin Llado / Getty Images
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

画廊で殺されたアーティスト。若き芸術家とダンサーの死体をオブジェのように展示した、12年前の猟奇殺人との関連を示唆する手紙。伏魔殿のごときアート業界に踏みこんだマロリーに、警察上層部の執拗な捜査妨害が。マーコヴィッツの捜査メモを手掛かりに再捜査する彼女が見た、過去に秘められたあまりにも哀しい真実とは? 


キャロル・オコンネル

アメリカの作家。1947年生。ミステリ史上もっともクールなヒロイン・マロリーを主役とした『氷の天使』でデビュー。このシリーズの『天使の帰郷』『魔術師の夜』のほかに、『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』などがある。


務台夏子

(ムタイナツコ )

英米文学翻訳家。訳書にオコンネル『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』、デュ・モーリア『鳥』、エスケンス『償いの雪が降る』『過ちの雨が止む』、スワンソン『そしてミランダを殺す』『8つの完璧な殺人』などがある。