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●折原一氏推薦――「まさにコロンブスの卵。盲点の荒野を切り開く奇才の“逆本格推理”。」
第二次大戦下、異境の地にいる海兵隊員の唯一の愉しみは、故国からの新聞や雑誌を廻し読みすることだった。そんなある日、新聞で、ぼくの勤めていた〈家善協〉でぼくのボスが殺人を犯したのを知った。でも、記事がちぎれているので被害者がわからない。そこで、ぼくの話をもとに戦友仲間で被害者捜しをすることになった……。
パット・マガー
アメリカの作家。1917年生、1985年歿。編集職をへて、1946年、『被害者を捜せ!』を発表。弱冠29歳でものしたこの長編は、犯人でなく被害者を捜すという斬新な趣向が大反響を呼んだ。以後も工夫を凝らした作品を次々著したが、鮮やかな人物造型といい、ドラマティックな展開といい、秀れて現代的なミステリ作法の持ち主だったといえる。代表作に『四人の女』や『七人のおば』などがある。