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判型:文庫判
ページ数:430ページ
初版:2014年7月24日
ISBN:978-4-488-15314-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-ロ-3-13
装画:朝倉めぐみ
装幀:矢島高光
天安門事件の最中に死んだ中国人画家の“新作”がある、という噂の真偽を確かめてほしい──私立探偵リディアは畑違いの依頼に疑問を抱き、相棒ビルと、ビルの知人で美術品専門の探偵ジャックに会うが、彼もまた別の人物から同様の依頼を受けていた! 現代アート業界が秘めた謎と陰謀に、名コンビは成り行きからトリオを組んで挑む。傑作私立探偵小説シリーズ、ディリス賞受賞作。解説=小路幸也
S・J・ローザン
アメリカの作家。1950年生まれ。様々な職業を経て、90年頃から書き始めたミステリで、ふたりの私立探偵、中国系女性のリディア・チンと白人男性のビル・スミスを生み出し、94年に発表した『チャイナタウン』を第一作とする長編や多くの中短編で活躍させている。『ピアノ・ソナタ』『天を映す早瀬』でシェイマス賞、『どこよりも冷たいところ』でアンソニー賞、『冬そして夜』でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞を、「ペテン師ディランシー」でMWA最優秀短編賞を受賞するなど、現代を代表する私立探偵小説の書き手として高く評価されている。
直良和美
(ナオラカズミ )東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書、ローザン「チャイナタウン」「ピアノ・ソナタ」、デ・ジョバンニ「集結」「誘拐」、フレムリン「泣き声は聞こえない」など。