- ミステリ
- 本格ミステリ
- 警察小説
- 歴史ミステリ
- サスペンス
- ハードボイルド
- 倒叙推理
- 青春ミステリ
- コージー
- 犯罪小説
- ロマンティック・ミステリ
- ユーモア・ミステリ
- パスティーシュ
- 連作短編集
- 短編集
- アンソロジー
- 評論・研究
- 少年・少女探偵
- スパイ小説
- エスピオナージュ
- 冒険小説
- 冒険
- 時代冒険
- バラエティ
- ユーモア
- 法廷もの
- スリラー
- 怪奇スリラー
- 海洋冒険
- 評伝
小柄で華奢(きやしや)、身なりに人一倍気を使う変人、ジョゼフ・ルボルニュが、現場に足を運ぶことなく、ホテルの自室で肘掛(ひじかけ)椅子におさまり、ジャムの壺を抱え煙草をふかしながら、13の凄惨な、奇妙な、不可解な事件を鮮やかに解決してみせる、安楽椅子探偵(アームチエア・デテクテイブ)ものの傑作連作短編集「13の秘密」と、メグレ警部がセーヌ川の河川輸送業者とその家族をめぐる事件に挑む「第1号水門」を収めた。
ジョルジュ・シムノン
1903年、ベルギーのリエージュ生まれ。16歳で新聞記者となり、17歳で小説を執筆。22年にパリに移り住み、20以上の筆名を使い分け、大衆小説を次々に発表。31年の『怪盗レトン』がメグレ初登場作品とされている(端役として顔を出す作品は、それ以前もあった)。100を超えるメグレ警部(後に警視)ものだけではなく、犯罪心理小説ともいうべき作品群で世界中の読者を魅了した。45年にアメリカに移住、10年ほど後、フランスに帰国。その後57年に、スイスに移り住む。72年に、小説執筆からの引退を決めた。89年、ローザンヌで逝去。
大久保輝臣
(オオクボテルオミ )1928年生まれ。1952年東京大学仏文科卒業。主な訳書に、ジャン・コクトー『怖るべき子供たち』、ジュリアン・グリーン『南部・敵・影』、ジョルジュ・シムノン『13の秘密』ほか。1996年歿。