- ミステリ
- 本格ミステリ
- 青春ミステリ
- サスペンス
- ハードボイルド
- ユーモア
- ユーモア・ハードボイルド
- 私立探偵小説
- 警察小説
- 時代ミステリ
- 歴史ミステリ
- 時代本格
- 連作短編集
- 短編集
- アンソロジー
- 倒叙推理
- パスティーシュ
- 心理ミステリ
- 鮎川哲也賞
- ミステリーズ!新人賞
- スリラー
- 奇妙な味
- ガイド
- 評論・研究
- エッセイ
- バラエティ
- 少年・少女探偵
- コミック
- ミステリーズ!
- クライム・コメディ
収賄容疑で逮捕され、処分保留のまま釈放された同期の刑事・高坂の無実を親友桐谷は確信していた。彼と私は長い時間を共に過ごし、きつい経験も共有してきた。彼への信頼は揺るぐことがない。逮捕時点で解雇が決まっていた親友の名誉を回復すべく、ひとり捜査を開始する桐谷。しかし関係者が殺され、事態は思いもよらぬ展開に。刑事たちの熱い友情と組織にひそむ卑劣な力。そして男たちの手は……。堂場瞬一が警察組織の闇を描く傑作。
堂場瞬一
(ドウバシュンイチ )1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務の傍ら、2000年に『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。13年から創作活動に専念。警察小説、スポーツ小説などを中心に多数の作品を発表、幅広い読者を獲得している。また海外ミステリ・ファンとしてもその名を轟かせている。著書に「警視庁追跡捜査係」「警視庁犯罪被害者支援課」「ラストライン」などのシリーズ、『穢(けが)れた手』、『決断の刻(とき)』、『ザ・ウォール』、『ピーク』『デモクラシー』他多数。