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本のおかわりもう一冊

桜庭一樹読書日記

桜庭一樹


本のおかわりもう一冊

ジャンル
ノンフィクション・その他 > エッセイ

判型:四六判並製
ページ数:328ページ
初版:2012年9月28日

ISBN:978-4-488-02499-4
Cコード:C0093

装画:後藤啓介
装幀:岩郷重力


内容紹介

あの3・11の瞬間も、サクラバカズキは本を抱えて避難した。本はまさにライフラインなのだ。読むことは祈ること──動揺する心をなだめてくれたあの本、この本。被災した犬を引き取って、陽気な犬との慣れない生活にオロオロしたり、笑ったり……。相変わらずヘンテコな編集者たちに囲まれながら、今日も小説を書き、書店をパトロールし、本を読みふける作家の、今回のおすすめ本は? 好評ウェブ連載単行本化、いよいよ第5弾! 著者あとがき=桜庭一樹


桜庭一樹

(サクラバカズキ )

1999年「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題して刊行)で第1回ファミ通えんため大賞に佳作入選。2003年開始の〈GOSICK〉シリーズで多くの読者を獲得し、さらに04年発表の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。07年に『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞を、翌08年に『私の男』で第138回直木賞を受賞。おもな著書に『少女には向かない職業』『製鉄天使』『荒野』『ファミリーポートレイト』『ばらばら死体の夜』『無花果とムーン』『小説 火の鳥 大地編』『少女を埋める』『紅だ!』『彼女が言わなかったすべてのこと』など、またエッセイ集に〈桜庭一樹読書日記〉シリーズや『東京ディストピア日記』などがある。