コージーボーイズ、アルイハキエタイザカヤノナゾ

コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎

  【単行本版】

笛吹太郎


コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎

ジャンル
国内ミステリ > 短編集
レーベル
ミステリ・フロンティア

判型:四六判仮フランス装
ページ数:248ページ
初版:2021年11月30日

ISBN:978-4-488-02014-9
Cコード:C0093

装画:オオタガキフミ
装幀:岩郷重力+k.k


内容紹介

昨日行った居酒屋が消えた? 引き出しのお金が四万七千円も増えていた? 誰も死んでいないのに姉が四方八方に喪中はがきを送りつけていた? ミステリ談義の集まりにひとりゲストをお呼びして、毎回カフェでゆるゆると行う推理合戦。それなりにみんながんばるのだけど、いつも謎を解き明かすのは店長の茶畑さんなのだった。
もっと気軽に謎解きを楽しみたいと思っていた皆さんへ贈る、ユーモラスなパズル・ストーリー七編。期待の新鋭、本格的デビュー。著者あとがき=笛吹太郎


目次

「コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎」
「コージーボーイズ、あるいはありえざるアレルギーの謎」
「コージーボーイズ、あるいはコーギー犬とトリカブトの謎」
「コージーボーイズ、あるいはロボットはなぜ壊される」
「コージーボーイズ、あるいは謎の喪中はがき」
「コージーボーイズ、あるいは見知らぬ十万円の謎」
「コージーボーイズ、あるいは郷土史症候群」


笛吹太郎

(フエフキタロウ )

1980年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。2002年、「強風の日」が第9回創元推理短編賞最終候補となり、翌年《創元推理21》2003年春号に同作品を掲載する。ミステリーズ!新人賞最終候補には第6回(09年)を皮切りに三度選出された。20年、《ミステリーズ!》vol.99に「コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎」を掲載。好評を受け、これをシリーズ化した本作で念願の本格的デビューを果たした。