セカイガオワルワケデハナク

世界が終わるわけではなく

ケイト・アトキンソン
青木純子


世界が終わるわけではなく

ジャンル
一般文芸 > 奇妙な味
一般文芸 > 連作短編集
レーベル
海外文学セレクション

判型:四六判仮フランス装
ページ数:286ページ
初版:2012年11月30日

ISBN:978-4-488-01654-8
Cコード:C0097

装画:庄野ナホコ
装幀:Reindeer design


内容紹介

●豊崎由美氏絶賛――「徹頭徹尾、面白くってヘンテコで。そんな小説が読みたい方に熱烈推薦いたします」

真面目な青年のドッペルゲンガーが、悪さをしながら面白おかしく暮らす話。ふと気がつくと、飼い猫がソファの隣で背もたれに寄りかかって足を組んでテレビを見ていた! しかも飼い主の女性は妊娠に気がつき……等々、12編のゆるやかにリンクする物語集。我々が生きている現実世界はどれほど確実なものなのか……? ウィットブレッド賞受賞作家が読者を時空の歪みに誘う、野心的で遊び心に満ちた、奇妙な味わいの作品集。



青木純子

(アオキジュンコ )

1954年東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。訳書に、K・モートン『忘れられた花園』、M・パヴィチ『風の裏側』、L・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』、B・S・ジョンソン『老人ホーム』、G・アデア『閉じた本』、A・クルミー『ミスター・ミー』、K・アトキンソン『世界が終わるわけではなく』、M・レヴィツカ『おっぱいとトラクター』他。