連城三紀彦
(レンジョウミキヒコ )1948年愛知県生まれ。早稲田大学卒。78年「変調二人羽織」で第3回幻影城新人賞を受賞、79年に初の著書『暗色コメディ』を刊行する。81年「戻り川心中」が第34回日本推理作家協会賞を、84年『宵待草夜情』が第5回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『恋文』が第91回直木賞を受賞して、恋愛小説の名手として評価を確立する。その後もミステリ的手法を恋愛小説に昇華させた傑作を多数発表。96年『隠れ菊』が第9回柴田錬三郎賞を受賞。2013年没。翌年、第18回日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞した。
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国境を越えて展開する一人の画家の探偵行、その果てに巧緻な騙し絵の如き真実が浮かびあがる。第二次世界大戦と東西冷戦――二つの戦争の背後に仕掛けを凝らした推理長編。
戦争に音楽の道を断たれた隻腕のピアニストが、楽譜のなかに秘めたメッセージとは。美しき暗号が戦時下の壮大な犯罪を浮かびあがらせる、名匠の初期を代表する推理長編。
心優しき落ちこぼれ青年が出会う五人の女性、五つの謎。軽やかな筆致で心情の機微を巧みにうかびあがらせ、数ある著者の代表作のなかでも隠れた傑作と名高い連作推理短編集。
巨匠・連城三紀彦の全貌が把握できる作品を選り抜いた待望の傑作集全二巻。第二巻は、著者の到達点と呼ぶべき幻の連作〈落日の門〉全編ほか隠れた名品十六編を収める。
名匠・連城三紀彦の全貌が把握できる待望の傑作集全二巻。第一巻は、幻影城新人賞からの華々しい登場以降、直木賞受賞作『恋文』に至る初期の傑作群より十五編を精選。
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