杉田七重
(スギタナナエ )東京都生まれ。東京学芸大学卒。英米文学翻訳家。主な訳書にジェラルディン・マコックラン『世界のはての少年』、クリス・ヴィック『少女と少年と海の物語』、メグ・シェイファー『時計島に願いを』、エドワード・ドルニック『ヒエログリフを解け』、ウィリアム・ダルリンプル&アニタ・アナンド『コ・イ・ヌール』などがある。
オロバジェ国の第二王女エリサは、砂漠の国の王に嫁ぐが……。神に選ばれし者、ゴッドストーンを帯びた王女の運命を描く、パオロ・バチガルピ激賞の異世界ファンタジー開幕。
本当の母親を探して苛酷な砂漠に向かうフローラ。道連れは忠実な犬フリンとクマ男(と幽霊のタコ!)。頼れるのは自分の魔法だけ。破天荒で元気なファンタジー三部作完結。
フローラの本当の母親、バーディーに生贄にされたはずの〈ブッ殺しブレイクスピアー〉は生きていた。フローラはカリファ共和国のために母親をさがして(勝手に)旅に出た。
人が変わったみたいに厳しくなったパパの目を盗んで、巨大イカの魔の手からなんとか祖国を救おうとするんだけど。フローラが秘密部隊究極の荒技に挑む、想像を絶する第二弾。
親友のウードがガイコツ女にふらふら。ぷりぷりして行ったトイレで、なんと便器から巨大なイカの触手が! アンドレ・ノートン賞受賞、奇想天外な究極のファンタジー第二弾。
このままではあたしが消えちゃう! 復活の鍵を求めてフローラは恐ろしい噂が絶えないビルスキニール屋敷に忍び込むが……。アンドレ・ノートン賞最終候補、奇想天外な物語。
一万一千もの部屋がある荒れ屋敷に住む少女フローラは、消えかけた魔法執事に自らの生命力を分けあたえるが……。摩訶不思議な世界を舞台にした愛と冒険のファンタジー開幕。