第1回 |
平成6年(1994年)度 ●選考委員:笠井潔・巽昌章・法月綸太郎・戸川安宣 |
濤岡 寿子「都市の相貌――中井英夫『虚無への供物』と東京」 |
【佳作】佳多山大地「明智小五郎の黄昏――誰が明智小五郎を殺したか」 |
・選評および受賞作、佳作は『創元推理6〈'94年秋号〉』(1994年9月刊/品切)に掲載。 |
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第2回 |
平成7年(1995年)度 ●選考委員:笠井潔・巽昌章・法月綸太郎・戸川安宣 |
千街 晶之「終わらない伝言ゲーム――ゴシック・ミステリの系譜」 |
【佳作】田中 博「探偵小説ノート」 |
・選考委員座談会および受賞作、佳作は『創元推理10〈'95年秋号〉』(1995年9月刊/品切)に掲載。 |
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第3回 |
平成8年(1996年)度 ●選考委員:笠井潔・巽昌章・法月綸太郎 |
鷹城 宏 「あやかしの贄(にえ)――京極ミステリーのルネッサンス」 |
・選評および受賞作は『創元推理14〈'96年秋号』(1996年9月刊/品切)に掲載。 |
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第4回 |
平成9年(1997年)度 ●選考委員:笠井潔・巽昌章・法月綸太郎 |
並木 士郎「モルグ街で起こらなかったこと または起源の不在」 |
【佳作】蓮沼尚太郎「第三の推理小説―ホワイダニット Whydunit―について 名探偵システムの完成」 |
・選評および受賞作、佳作は『創元推理17 ぼくらの愛した二十面相』(1997年10月刊/品切)に掲載。 |
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第5回 |
平成10年(1998年)度 ●選考委員:笠井潔・巽昌章・法月綸太郎 |
―受賞作なし― |
【佳作】蓮沼尚太郎「第二の推理小説―ハウダニット Howdunit―について ―HowdunitからWhendunit、Wheredunitへ―」 |
【佳作】小松史生子「アニミズムのエロス 江戸川乱歩論」 |
・選評および佳作2編は『創元推理18 丑三つ時から夜明けまで』(1998年10月刊/品切)に掲載。 |
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第6回 |
平成11年(1999年)度 ●選考委員:笠井潔・巽昌章・法月綸太郎 |
円堂都司昭「シングル・ルームとテーマパーク――綾辻行人『館』論」 |
・選評および受賞作は『創元推理19 夢のような探偵小説について』(1999年11月刊/品切)に掲載。 |
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第7回 |
平成12年(2000年)度 ●選考委員:笠井潔・巽昌章・法月綸太郎 |
波多野 健「無時間性の芸術へ――推理小説の神話的本質についての討論」 |
【佳作】大森滋樹「物語のジェットマシーン ――探偵小説における速度と遊びの研究」 |
・選評および受賞作、佳作は『創元推理20 人形の夢』(2000年10月刊/品切)に掲載。 |
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第8回 |
平成13年(2001年)度 ●選考委員:権田萬治・巽昌章・法月綸太郎 |
―受賞作なし―
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【佳作】石橋正孝「ウィルキー・コリンズから大西巨人へ ――「探偵小説」再定義の試み」 |
【佳作】柳川貴之「推理小説の形式的構造論」 |
・選評および佳作2編は『創元推理21〈2001年冬号〉』(2001年9月刊/品切)に掲載。 |
・この年の贈呈式の模様はこちらです。 |
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第9回 |
平成14年(2002年)度 ●選考委員:権田萬治・巽昌章・法月綸太郎 |
―受賞作なし― |
【佳作】山本 悠「探偵小説論批判」 |
・選評および佳作は『創元推理21〈2002年秋号〉』(2002年10月刊/品切)に掲載。 |
・この年の贈呈式の模様はこちらです。 |
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第10回 |
平成15年(2003年)度 ●選考委員:権田萬治・巽昌章・法月綸太郎 |
中辻 理夫「業と怒りと哀しみと――結城昌治の作品世界」 |
【佳作】諸岡卓真「九〇年代本格ミステリの延命策」 |
・選評および受賞作は『ミステリーズ!vol.02』(2003年9月刊)に掲載。また佳作は『ミステリーズ!vol.03』(2003年12月刊)に掲載。 |
・この年の贈呈式の模様はこちらです。 |