アカイイトノウメキ 赤い糸の呻き
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内容紹介
白昼、自宅で新聞紙を鷲掴みにして死んでいた男の身に何が起こったのか──。“ぬいぐるみ警部”こと、音無美紀警部のぬいぐるみへの偏愛と事件の対比が秀逸な、犯人当てミステリ「お弁当ぐるぐる」。閉じこめられたエレベーター内で発生した不可能犯罪を劇的に描いた表題作、都筑道夫の〈物部太郎シリーズ〉のパスティーシュ「墓標の庭」など、バラエティー豊かな本格推理五編を収録。意外な展開へ読者を誘う、入魂の傑作短編集。待望の文庫化。解説=戸松淳矩
目次
「お弁当ぐるぐる」
「墓標の庭」
「カモはネギと鍋のなか」
「対(つい)の住処」
「赤い糸の呻き」
「墓標の庭」
「カモはネギと鍋のなか」
「対(つい)の住処」
「赤い糸の呻き」