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ホウカゴタンテイダン 放課後探偵団 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

放課後探偵団

在庫あり

定価
748円(本体価格:680円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > アンソロジー
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
346ページ
初版
2010年11月30日
ISBN
978-4-488-40055-2
Cコード
C0193
文庫コード
M-ん-6-1
装画
シライシユウコ
装幀
岩郷重力k.k.と3年2組のゆかいな仲間たち

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内容紹介

1980年代生まれ、創元デビューの新鋭5人が書き下ろす学園推理。

『理由あって冬に出る』の似鳥鶏、『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞した相沢沙呼、『叫びと祈り』が絶賛された第5回ミステリーズ!新人賞受賞の梓崎優、同賞佳作入選の〈聴き屋〉シリーズの市井豊、そして本格的デビューを前に本書で初めて作品を発表する鵜林伸也。ミステリ界の新たな潮流を予感させる新世代の気鋭5人が描く、学園探偵たちの活躍譚。

目次

似鳥 鶏「お届け先には不思議を添えて」
鵜林伸也「ボールがない」
相沢沙呼「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」
市井 豊「横槍ワイン」
梓崎 優「スプリング・ハズ・カム」

著者紹介

相沢沙呼 (アイザワサコ)

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。マジックとミステリが融合した作風で人気を博す。その他の著作として『ロートケプシェン、こっちにおいで』『卯月の雪のレター・レター』『マツリカ・マジョルカ』『ココロ・ファインダ』『マツリカ・マハリタ』『雨の降る日は学校に行かない』『スキュラ&カリュブディス─死の口吻─』『緑陽のクエスタ・リリカ─魂の彫塑─』がある。

市井豊 (イチイユタカ)

1983年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部卒。2008年、「聴き屋の芸術学部祭」で第5回ミステリーズ!新人賞に佳作入選する。12年、同作を表題作とした連作集で単行本デビュー。書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー『放課後探偵団』には〈聴き屋〉シリーズの「横槍ワイン」をもって参加。

公式ブログ:「まあまあ進行形(仮)」

http://blog.livedoor.jp/ichiing/

鵜林伸也 (ウバヤシシンヤ)

1981年兵庫県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。鮎川哲也賞やミステリーズ!新人賞への応募を続けていたところ、2009年に鮎川哲也賞へ投じた長編『スレイプニルは漆黒に駆ける』が編集者の目に留まり、翌年に短編「ボールがない」が書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー『放課後探偵団』に掲載される。18年に長編『ネクスト・ギグ』を刊行し本格的デビューを遂げた。

梓崎優 (シザキユウ)

1983年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。2008年、短編「砂漠を走る船の道」で第5回ミステリーズ!新人賞を受賞する。選考委員から激賞された受賞作を第一話に据え連作化した『叫びと祈り』を10年に刊行。同書は《週刊文春》ミステリーベスト10国内部門第2位をはじめ各種年間ミステリ・ランキングの上位を席巻し、2011年本屋大賞にノミネートされた。13年に初長編となる『リバーサイド・チルドレン』を発表し、翌年に第16回大藪春彦賞を受賞。

似鳥鶏 (ニタドリケイ)

1981年千葉県生まれ。2006年『理由(わけ)あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選、改稿した同作でデビュー。続編の『さよならの次にくる〈卒業式編〉』などとともに〈市立(いちりつ)高校シリーズ〉として人気を博す。その他のシリーズに『午後からはワニ日和』などの〈楓ヶ丘動物園シリーズ〉、『戦力外捜査官 姫デカ・海月千波』などの〈戦力外捜査官シリーズ〉がある。近著は『シャーロック・ホームズの不均衡』『レジまでの推理 本屋さんの名探偵』。

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