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ホウカゴタンテイダン2 放課後探偵団〈2〉 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

放課後探偵団〈2〉

在庫あり

定価
792円(本体価格:720円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > アンソロジー
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
334ページ
初版
2020年11月27日
ISBN
978-4-488-40062-0
Cコード
C0193
文庫コード
M-ん-6-2
装画
中村至宏
装幀
岡本歌織(next door design)

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内容紹介

〈響け!ユーフォニアム〉シリーズが話題を呼んだ武田綾乃、『楽園とは探偵の不在なり』で注目の斜線堂有紀、『あの日の交換日記』がスマッシュヒットした辻堂ゆめ、スポーツから吹奏楽まで幅広い題材の青春小説を書き続ける額賀澪、〈裏染天馬〉シリーズが好評の若き平成のエラリー・クイーンこと青崎有吾。1990年代生まれの俊英5人による書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー。




目次

武田綾乃 「その爪先を彩る赤」
斜線堂有紀「東雲高校文芸部の崩壊と殺人」
辻堂ゆめ 「黒塗り楽譜と転校生」
額賀澪  「願わくば海の底で」
青崎有吾 「あるいは紙の」

著者紹介

青崎有吾 (アオサキユウゴ)

1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。学生時代はミステリ研究会に所属し、在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。エラリー・クイーンを思わせる論理展開と、キャラクターの妙味で人気を博す。著作は他に、〈裏染天馬〉シリーズの『水族館の殺人』『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『図書館の殺人』、〈アンデッドガール・マーダーファルス〉シリーズ、〈ノッキンオン・ロックドドア〉シリーズ、『早朝始発の殺風景』がある。

斜線堂有紀 (シャセンドウユウキ)

1993年生まれ。上智大学卒。在学中の2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞してデビュー。ミステリの意匠を凝らした構成のなかに、一見相反するような感情の歪みを鮮烈に描き出し、次々と話題を浚う。他の著書に『私が大好きな小説家を殺すまで』『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』『コールミー・バイ・ノーネーム』『詐欺師は天使の顔をして』『恋に至る病』『楽園とは探偵の不在なり』などがある。

武田綾乃 (タケダアヤノ)

1992年京都府生まれ。大学在学中に投じた第8回日本ラブストーリー大賞最終候補となった『今日、きみと息をする』で2013年デビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』に始まる〈響け! ユーフォニアム〉シリーズは、京都アニメーションでアニメ化され大きな注目を集める。著作は他に『青い春を数えて』『その日、朱音は空を飛んだ』『君と漕ぐ ながとろ高校カヌー部』『愛されなくても別に』などがある。

辻堂ゆめ (ツジドウユメ)

1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。2014年『夢のトビラは泉の中に』が第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞に選ばれ、翌年同作を『いなくなった私へ』と改題しデビュー。他の著書に『コーイチは、高く飛んだ』『あなたのいない記憶』『悪女の品格』『片想い探偵 追掛日菜子』『あの日の交換日記』のほか、〈図書館B2捜査団〉シリーズなどの児童書にも挑戦するなど、活発な執筆活動を続けている。

額賀澪 (ヌカガミオ)

1990年茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒。2015年『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞、『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を受賞しデビュー。吹奏楽、スポーツなど幅広い題材の青春小説の書き手として注目を集める。また、出版業界の内状に切り込んだエッセイ『背景、本が売れません』も評判となる。著作は他に『タスキメシ』『タスキメシ 箱根』『ウズタマ』『風に恋う』『競歩王』『沖晴くんの涙を殺して』などがある。

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