ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

シグニットゴウノシ シグニット号の死

シグニット号の死

在庫あり

定価
1,210円(本体価格:1,100円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. フレンチ・シリーズ
判型
文庫判
ページ数
406ページ
初版
1985年2月22日
ISBN
978-4-488-10629-4
Cコード
C0197
文庫コード
M-ク-3-20
写真
JordiRamisa/Getty Images
装幀
柳川貴代+Fragment

オンライン書店で購入

内容紹介

証券業界の大立者ハリスンの持ち船、シグニット号の船室は密室状態だった。ベッドではハリスン本人が死んでいる。死因は炭酸ガスによる中毒。ベッド脇のテーブルには、ガスの発生源となる塩酸入りデカンターと大理石の入ったボウルが載っていた。フレンチ首席警部の入念な捜査の結果、事件は自殺の線が濃厚になる。だが……。企業ミステリの先駆者でもあるクロフツ、渾身の力作! 解説=紀田順一郎

著者紹介

F・W・クロフツ

1879年、アイルランド、ダブリン生まれ。鉄道技師であったが、病を得て長く休養した間に構想した『樽』を1920年に上梓し、好評を博する。続いて『ポンスン事件』『製材所の秘密』『フローテ公園の殺人』を発表。第5作『フレンチ警部最大の事件』でフレンチ警部を創造し、以後探偵役として定着させた。著書に『クロイドン発12時30分』『サウサンプトンの殺人』『フレンチ警部と毒蛇の謎』『フレンチ警視最初の事件』『殺人者はへまをする』等多数。1957年没。

この本もおすすめ