判型:文庫判
ページ数:462ページ
初版:2013年3月22日
ISBN:978-4-488-69817-1
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ヒ-1-17
装画:浅田隆
装幀:矢島高光
マイルズのクローン、マークもバラヤーに戻ってきた。虫バター事業を始めようとしていたのだが、肝腎の虫の見栄えの悪さから、評判はいまひとつ。一方マイルズの求婚計画は順調どころか、散々なありさま。おまけに、ふたつのヴォル一族の相続問題という、政治上の駆け引きに巻き込まれ、マイルズ自身に火の粉が飛んできた。マイルズは苦境を乗り切り愛する人と結婚できるのか? 後日譚「冬の市の贈り物」も収録。ファン必読の一冊。 訳者あとがき=小木曽絢子
ロイス・マクマスター・ビジョルド
1949年、アメリカ生まれ。86年に『名誉のかけら』でデビューしたのち、 わずか数年でヒューゴー賞、 ネビュラ賞を次々と受賞、 一躍その地位を確固たるものにした。マイルズ・ヴォルコシガンを主人公にしたスペース・オペラ・シリーズのほか、〈五神教シリーズ〉〈死者の短剣〉四部作などファンタジーの著作も多い。