バービーハナゼコロサレル

バービーはなぜ殺される

ジョン・ヴァーリイ
浅倉久志 他訳


バービーはなぜ殺される

ジャンル
SF > 短編集
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:485ページ
初版:1987年12月18日

ISBN:978-4-488-67304-8
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ウ-5-6


装画・装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

誰でも思うがままに自分の体を改造できる近未来、月面の宗教的コミューンで殺人事件が発生した。犯人はビデオにはっきり映っていた。だがこの町では、全員が同じ顔、姿形で暮らしているのだ。犯人は誰? 女性刑事バッハが難事件に挑む表題作はじめ、同じく彼女が自走式核爆弾となったサイボーグと対決する「バガテル」など傑作9編を収録。


ジョン・ヴァーリイ

1947年テキサス州オースティン生まれ。74年に短編「ピクニック・オン・ニアサイド」で作家デビューし、たちまち高い評価と人気を獲得した。これまでにヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞のトリプルクラウン2作、ヒューゴー賞とローカス賞のダブルクラウン1作、ほかにローカス賞7作(うち短編集部門4作)という受賞歴を持つ(日本の星雲賞も2回受賞)、70-80年代を代表するアメリカSF作家の一人である。長編に『へびつかい座ホットライン』(1977)、『スチール・ビーチ』(1992)など。